2024年5月28日、当社は日本郵船株式会社と船員や作業員を育成する洋上風力発電の訓練センター「風と海の学校 あきた」(以下「本訓練センター」)の開所式を、秋田県立男鹿海洋高等学校内の本訓練センターで実施しました。 開所式では、日本郵船の曽我貴也代表取締役社長のご挨拶、ご来賓の佐竹敬久秋田県知事による祝辞ののちテープカットが行われました。

日本郵船株式会社 曽我貴也社長

佐竹敬久秋田県知事

左から
秋田県立男鹿海洋高等学校 校長 浅野博之
男鹿市長 菅原広二
経済産業省 東北経済産業局 総務企画部長 千嶌浩
秋田県知事 佐竹敬久
日本郵船株式会社 代表取締役社長 曽我貴也
株式会社ニッスイ 執行役員 井上浩志
当日は、作業員輸送船(CTV※)などの操船訓練を行うシミュレータ、海上生存技術訓練などを行うプール訓練施設、船上で火災が発生した場合の消火訓練を行う消火訓練施設の紹介も行われました。
※CTV: 洋上風車と陸を結ぶ作業員輸送船(Crew Transfer Vessel)




本訓練センターは、経済産業省資源エネルギー庁の令和4年度および5年度「洋上風力発電人材育成事業費補助金」における助成事業の公募採択を受けて今年4月1日に設立されました。 秋田県内の自治体・教育機関と企業が連携して開設されたことが最大の特徴で、既存の学校内に設置された国内初の訓練センターです。
洋上風力産業への興味・理解を深めることのできる環境を、「学校」という教育現場の中で提供することで、生徒やインストラクターが集まり育つ場所となることや、関係者が往来することで生じる経済効果を通じて地方創生の要としての役割が期待されています。 今後も産官学で連携を取りながら、地元に愛され、貢献できる施設となるよう邁進します。
本訓練センターの詳細および提供する訓練についてはこちらをご参照ください。
開所式で上映された、本訓練センター開設に携わった様々な方の想いをまとめた動画はこちらです。
※制作: 株式会社アウトクロップ