大気・海洋観測

船舶や潜水船に搭載された観測機器による、データの取得・解析を行っています。 海底の地形調査から海上気象の観測まで、地球環境変動の最前線の調査に携わっています。 また、深海調査の航海ではコーディネーターとしても活躍しています。

地震探査

海底地震計(Ocean Bottom Seismograph: OBS)を用いた自然地震の観測、エアガン・ストリーマーケーブル・OBSを用いた音の反射や屈折を利用した海底下のプレート構造の調査など、様々な探査を通して、地震のメカニズムの解明に貢献しています。

TANKYU-COLUMN

南極地域観測隊(JARE)への参加

氷に覆われた地球で最も寒い場所、南極。 当社は、JAREの夏隊に参加し、南極観測船「しらせ」の船体固定観測装置の運用支援を行っています。 また昭和基地周辺の観測サイトでは、様々な観測装置の設置・回収・整備を担当しています。 海洋調査船で培った技術を活かしてデータを取得し、地球の歴史や気候変動の仕組みの解明に貢献しています。

宇宙を拓く『D-Egg(ディーエッグ)』の開発&製造

千葉大学が取り組む、『IceCube アップグレード計画(※)』で採用された『D-Egg 新型光検出器』の開発・製造に協力しました。 水深7000mでも耐えられる耐圧ガラスの開発や、内部機器の配置・固定方法の検討を行い、計300台を製造。 完成したD-Eggは南極点の氷河の下に埋設され、宇宙研究に役立てられます。

※宇宙より飛来するニュートリノの観測を目的とする研究計画のこと。